トランプ大統領が「アメリカは世界一強いのだから、他国の助けなど必要ない」と主張している。人生の初期に「協力することの大切さ」を学ぶ機会を持てなかったのかもしれない。
個人的には少しかわいそうだという気もするのだが、この姿勢は同盟国の連帯に大きな亀裂を生むだけでなく、アメリカ国内でも深刻な離反を招いている。
またこの一連の動きは単なるトランプ大統領の個人の問題というよりは、1945年体制や1989年体制の崩壊の一つの結果と捉えるべきなのかもしれない。
こうした問題意識を踏まえるとトランプ大統領の「地金の露出」は、日本の政治にも大きな影響を与えるだろう。
証明こそできないが、日本人の政治判断は「快・不快」という直感によって左右される傾向がある。つまり日本社会はこの問題を対処するべき構造問題とは捉えず感覚的に処理をしてしまうかもしれない。
トランプ大統領の「助けなんかいらない」という発言は、単なる個人的な逆ギレなのか、アメリカ合衆国が「同盟無用論」へと傾きつつある兆候なのか、今後の日本社会のあり方を考えるうえで非常に重要な情報をもたらす。
つまり、アメリカ・ファーストに傾くトランプ支持層の反応も踏まえると、高市総理とトランプ大統領の会談は、日米関係にとって一つの重要な転換点になる可能性があるし、メディアはきちんとした問題意識を持ち会談の内容を詳らかいすべきだろう。

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