カテゴリー: ロシアとウクライナ情勢
-
エストニアで領空侵犯 危険な挑発を繰り返すロシア軍
ポーランドとルーマニアに続いてエストニアでも領空侵犯があった。ヨーロッパではウクライナからNATOの目をそらす作戦であるという指摘が出ている。一方でアメリカ合衆国ではプーチン・トランプ会談と絡めた報道…
-
ロシアが今度はルーマニアの領空を侵犯
ポーランド領空を侵犯したロシアが今度はルーマニアの領空を侵犯した。なぜそんなことをしているのかについて調べてみたのだが詳しい分析は出ておらず不気味さばかりが募る。あるいはNATOが思い切った行動に出な…
-
ロシアの領空侵犯はちょっとしたミスとトランプ大統領
先日トランプ大統領の外交政策が行き詰まりつつあると書いた。その後ロシアの領空侵犯とイスラエルの空爆についての受け止めが入ったので軽くまとめておく。 この問題は日本にとっても他人事ではない。対ロシア制裁…
-
行き詰るトランプ外交 振り回す側から振り回される側に
トランプ大統領の外交が行き詰まっている。相手に無茶苦茶な要求を突きつけることで状況を作り出しディールを展開するトランプ流が成り立たなくなり、振り回される側に回っているからだ。
-
「無敵の人」ロシアがNATO領空を侵犯
次第に状況が第二次世界大戦前夜に似てきた。第一次世界大戦ではドイツが多額の賠償金を課せられ次第に失うものがない「無敵の人」状態になった。ヨーロッパは度重なる挑発をやり過ごしたが無敵の人は次第に凶悪化し…
-
口約束は危険 ウィトコフ大使が「お使い」に失敗
ひょっとしてトランプ大統領なら事態を打開してくれるのではないか。読者の中にもそう期待した人がいるかも知れない。だがトランプ大統領は期待を裏切らない。最初からロシアの要望を正しく理解できていなかった可能…
-
テレビでは絶対にできない「ウクライナに対する安全保障」の話
BBCがウクライナに対する安全保障について考えている。アメリカ合衆国は地上部隊を派遣せず防空なら協力してやってもいいという。つまりアメリカは地上部隊を派遣しない。 ただ、ロシアとウクライナの前線は10…
-
鏡の国の大統領 なぜわたしたちはトランプ大統領が理解できないのか?
このエントリーはトランプ大統領の言動が理解できない理由を考える。逆に言えばこれが理解できればトランプ大統領は理解しやすくなる。鍵になるのが「鏡の国」である。 我々は現実の世界を忠実に再現するのがリアリ…
-
プーチン大統領のアメリカ破壊工作 大統領が郵便投票を廃止へ
トランプ大統領が郵便投票を廃止する大統領令に署名する。プーチン大統領にそそのかされたようだ。プーチン大統領はアメリカの権威を直接攻撃することでアメリカの威信を失墜させようとしておりこの作戦は成功しつつ…
-
急展開するウクライナ情勢 領土割譲に傾くヨーロッパ
トランプ大統領とプーチン大統領の会談が終わり、ウクライナの和平に関する情勢が大きく変わりつつある。そしてこれは玉突き的に破綻寸前の国連体制にも大きなヒビを入れようとしている。 マクロン大統領はウクライ…
-
また読み間違えた石破総理 ウクライナ和平交渉で
石破総理がまた読み間違えた。この読み間違いは日本の将来に大きな禍根を残すのかもしれない。石破総理もこれに気がついているようだがもはや党内議論を換気できる政治的な余力はない。 話の起点はトランプ大統領の…
-
ウクライナの朝鮮半島化に傾くトランプ大統領
アラスカでのトランプ・プーチン会談が終わった。日本ではアメリカメディアに酷評されているという評価が出ているが、アメリカメディアはそれほど酷評していない。 理由は2つある。そもそも酷評に値する成果はなか…
-
和平を結ぶのは自分の責任ではない 混乱するトランプ大統領
このところ、トランプ大統領とアメリカ合衆国は自由主義と自由通商を守るつもりはないと書いてきた。このように書くと「トランプ大統領は独裁を志向しているのではないか」と考える人も出てくるだろう。 だがそうで…
-
追い込まれるNATO事務総長
ヨーロッパはロシアの力による現状変更に抵抗し続けている。加盟国の領土に対する脅威になりヨーロッパの秩序が崩壊しかねないからだ。しかし実際にはアメリカ合衆国頼みの状況から脱却できていない。 ところがそん…
-
ウクライナは領土割譲を拒否 迫る米ロ首脳会談
本日のテーマはアメリカ覇権時代の終わりである。このエントリーではまず現在起きていることを分析する。 トランプ大統領がロシアのプーチン大統領とアラスカで会合を持つ。ウクライナの頭越しに領土割譲について議…
-
主権国家という概念を理解しないトランプ大統領がアラスカでプーチン大統領と会談
よくアメリカ人は地理に疎いという話がある。国際的なルールを理解せずアメリカのルールをワールドスタンダードだと考える傾向にもある。これまでは優秀な官僚機構がこれを補正してきたのだがトランプ政権ではこの補…
-
モスクワ攻撃は可能か? トランプ大統領がゼレンスキー大統領に質問
トランプ大統領がゼレンスキー大統領に対して「ウクライナはモスクワ攻撃は可能か」と質問した。フィナンシャル・タイムズが報道しBloombergがこれを受けている。ABCニュースもホワイトハウスに取材した…
-
【みんな知ってた】トランプ大統領がウクライナ問題で重大な表明
トランプ大統領がウクライナ問題について重大なアナウンスをするぞ!と予告していた。おそらくロシアとの交渉に行き詰まり武器を供与するのだろうと思われていたのだが、案の定そうなった。トランプ大統領と相性がい…
-
プロレスに夢中なトランプ大統領が「プーチンは戦争をやめない」と気づく
当ブログはよく「政治はプロレスである」と表現することがある。だがトランプ大統領が夢中になっているのは本物のプロレス。250周年のイベントの一環としてホワイトハウスでのプロレス興行を計画しているそうだ。
-
ウクライナのドローン攻撃は核戦争を誘発するのか?
ウクライナがロシアに対してドローン攻撃を行った。メディアの論評はウクライナの政治的宣伝であるという見方が多い。このニュースを巡るQuoraの議論が面白かったのでかいつまんでご紹介したい。 ロシアの核兵…
-
トルコで待つ ゼレンスキー大統領がプーチン大統領に宣言
ゼレンスキー大統領が「トルコで待つ」とプーチン大統領との直接対話に応じた。なんとなく西部劇のような経緯だが一体何があったのだろうか。
-
ウクライナとアメリカ合衆国が鉱物資源協定
ウクライナとアメリカ合衆国が鉱物資源協定を結んだ。ファンドを作って鉱物利権をアメリカとウクライナがシェアする協定だが鉱物資源の所有権はウクライナ側に残るという。 日本にもファンドの「奉加帳」が回ってく…
-
バチカンでトランプ・ゼレンスキー会談が実現
イースターの日曜日に教皇フランシスコが亡くなった。葬儀のために大勢の要人がバチカン入りし、その中にトランプ大統領。・ゼレンスキー大統領・マクロン大統領・スターマー首相も含まれていた。トランプ大統領とゼ…
-
アメリカ合衆国に支援国を守る意思はない ルビオ国務長官がウクライナに「見切りをつける」発言
ルビオ国務長官が「このまま数日以内にウクライナ情勢に進展が見られないのならアメリカは前に進む用意がある」と表明した。和平交渉の打ち切りを示唆したものと見られているが支援を打ち切るかどうかについては明言…
-
グリーンランドへの野心は本物 プーチン大統領がヨーロッパを揺さぶる
戦争計画チャット流出問題でヨーロッパへの敵意を剥き出しにしていたバンス副大統領がグリーンランドを訪問する。この機を捉えてプーチン大統領がヨーロッパを揺さぶっている。アメリカ合衆国のグリーンランドへの野…
-
トランプ大統領がロシアとの交渉に飽きる
どうやらトランプ大統領がロシアとの和平交渉に飽きてしまったようだ。比較文化論的に見れば長期志向のロシアだけが得るものを得て短期志向のトランプ大統領は混乱を作り出しただけということになる。 どうやらトラ…
-
テクネイト・オブ・アメリカの下地づくり? トランプ政権がウクライナ東部割譲を容認
ウクライナとアメリカの間の和平会談が始まった。今回特筆すべきなのはアメリカ側の特使がロシアの利益代表として振る舞っているという点だ。 当ブログでは冗談半分で「大国による世界分割の事前準備では?」と揶揄…
-
今度はウクライナ領土分割協議 二転三転するトランプ大統領の説明
トランプ大統領がウクライナの両道分割について協議を始めると宣言し波紋が広がっている。そもそも情報が混乱しアメリカの安全保障が極めて脆弱な状況に落ちっていることがわかる。このエントリーでは落穂拾い的に周…
-
ロシアとアメリカが事実上のウクライナ分割協議
もともとはQuoraの書き込みを元に「大陸国家・海洋国家」について整理するつもりだった。だがロシアとアメリカの和平協議の内容を見てかなり驚いた。内心なぜ日本人は全く騒がないのだろうか?と感じたくらいだ…
-
大陸国家・海洋国家・テクネート・オブ・アメリカ
ついにこの日が来てしまったかと思った。やや陰謀論の匂いがするので扱うのに躊躇してきたが「テクネイト・オブ・アメリカ」に付いて説明しなければならない。ウクライナ分割協議について解説するために必要だからで…
