カテゴリー: アメリカの政治
トランプ大統領の登場でますます不透明感が増したアメリカ合衆国の状況をお伝えします。
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イランの核施設は破壊されていないはリークだった トランプ大統領は国内に宣戦布告
イランの核兵器開発の可能性が高まった。きっかけはトランプ大統領の政治的宣伝だ。軍の初期レポートがCNNなどで報道されたが、これは「リーク」によるものだった。トランプ大統領とホワイトハウスはリークした人…
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NATOはアメリカ合衆国を接待モード 日本メディアは3.5%を既定路線化
NATOはどうにかしてアメリカ合衆国を繋ぎ止めておきたい。このため、オランダ王室はトランプ大統領を王宮で接待した。ただその報道ぶりはなかなか辛辣なもの。ルッテ事務総長はアメリカにへつらっているとしてお…
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トランプ大統領がNATOの集団防衛義務に疑義 問われる日米同盟へのコミットメント
NATO首脳会談に出席するトランプ大統領がNATOの集団防衛義務に疑問符を投げかけNATO加盟国に波紋が広がっている。 この発言は日米同盟の有効性にも疑問符を投げかけるものになるだろうが日本のメディア…
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卑語を使いイスラエルとイランを罵る トランプ大統領が抱え込んだ火種
トランプ大統領がイスラエルとイランの間の停戦を宣言した。その後無事に停戦は成立し、中東に束の間の平和が戻ってきている。日本ではイスラエルの勝利・イランの敗北とみなす論調が主流のようだ。 しかし、ABC…
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実は騙し討だった トランプ大統領の一連の行動分析が進む
アメリカ人は成果を上げるためなら何をやってもいいと考えることがあり、これをむしろ戦略的賢さだと考えるところがある。特にトランプ大統領はその傾向が強い。 次第に今回の軍事介入でトランプ大統領が「騙し討ち…
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「作戦は成功せり」 イランがカタールの米軍基地にミサイル発射
どの国にも「大本営発表」というコンセプトはあるようだ。イランがカタールの米軍基地にミサイルを撃ち込み「作戦は成功した」と発表した。実際は事前通告の後にカタールとアメリカに迎撃させており国内向けの演出だ…
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真夜中の鉄槌 アメリカの参戦で世界は無法地帯に
アメリカ合衆国がイランの核施設を攻撃した。「真夜中の鉄槌(ミッドナイトハンマー)」と名付けられたこの作戦でついに世界は国際法が無効な無法地帯になった。 現在イランがホルムズ海峡を封鎖するのではないかと…
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【速報】アメリカ合衆国がイランとの戦争に参戦
アメリカ合衆国がイランの3つの核施設を攻撃した。ナタンズ・フォルドゥ・イスファハンになる。ABCニュースの土曜版が放送されたときにはB2戦闘機が移動していると言うニュースになっており、その後SNSでの…
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エルドアン大統領がイランとアメリカの間を仲介しようとしたが失敗
AxiosがScoop: Trump’s backchannel to Iran failed after supreme leader went darkという記事を出している。 G7サ…
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移民追放作戦も大混乱 便利な働き手を失うアメリカ合衆国
イランへの軍事介入はもともとネタニヤフ首相の政治宣伝に踊らされているところがある。トランプ政権は十分な印象操作ができておらず支持者たちの混乱を招いている。 では十分な印象操作ができている移民追放問題は…
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まるで受験生の鉛筆ころがし 「決断は1秒前」とトランプ大統領
決断は1秒前に下す。誰も私が最終的にどんな決断を下すのかはわからないだろう。トランプ大統領はマスコミにたいしてこう強がってみせた。Quoraで記事をまとめているうちに「これって受験生の鉛筆ころがしでは…
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移民がいないと回らない アメリカでは移民論争も泥沼化
最近、ニュースでは盛んにイスラエルとイランの問題が取り上げられている。MAGAは内部分裂状態にあり意見がまとまらない。このため移民問題が停滞・沈静化しているように見えるのだが実際には泥沼化しており解決…
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米軍を出すべきか出さざるべきか それが問題だ……
To Be or not To Be…… トランプ大統領の心境はまさにそんな感じのようだ。 トランプ大統領はイランに対して不規則な発言を繰り返しかなり混乱した状況にあることがわかる。記者たちにイランを…
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実は第三次世界大戦一歩手前でした
G7からトランプ大統領が逃亡した。その後も不規則な発言を続けており全く意味不明と言った状況だ。 アメリカのメディアを中心に情報を集めると実はアメリカ合衆国がイランへの軍事行動に踏み切る一歩手前だったと…
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ICEが資金難に
トランプ大統領の誕生日に合わせた軍事パレードにはいろいろな評価が出ている。パレードを通じてアメリカ合衆国が分断されたという報道もあれば、パレードも実は空席が目立っていたというような報道も出ている。 し…
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嬉々としてイランの最高指導者殺害をアメリカ国民に売り込むネタニヤフ首相
日本のメディアは戦争を面倒で嫌なものと考える傾向がある。他者依存の傾向も強く世界一強いアメリカのリーダーであるトランプ大統領が災いから世界を救ってくれるのではないかと考えているようだ。 一方のネタニヤ…
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トランプ政権の分断 基礎知識編
このエントリーではトランプ政権内にある分断についてまとめる。 トランプ政権には旧来の共和党タカ派とアメリカ第一主義者という異なる支持基盤がある。 伝統的にはイギリスやイスラエルとの同盟関係を重要視して…
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トランプ大統領の最高司令官ごっこの影でイスラエルとイランの戦争が激化
悲劇は時々喜劇のように振る舞うことがある。トランプ大統領は自身の誕生日に合わせて盛大な軍事パレードを行った。もちろん軍隊に対しての祝賀もあったが、ところどころでトランプ大統領誕生日おめでとうございます…
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狂った世界の狂った戦争 イスラエルとイランの対立が激化
集団を組む性質のあるヒトはそのままの状態では闘争を繰り返し高度な文明を築くことが出来ない。この本能を突破した文明だけが農業などの精緻化を通じて食料供給を安定させ、工業やサービス業を発達させることができ…
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深まる政治内戦 ミネソタ州で民主党の州議会議員夫妻が殺害される
アメリカ合衆国は政治内戦状態にある。この主張に「そんな大げさな」と考えた人も多いのではないか。ミネソタ州で民主党所属の州議会議員が襲撃された。下院議員と夫は亡くなり、上院議員と妻は手術が終わったところ…
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狂喜するネタニヤフ首相と狂った世界
世界が新しいフェイズに入ったことを印象付ける一週間だった。第三次世界大戦と表現されることもあるがあまり正確な表現ではない。 ネタニヤフ首相が目を見開いたYouTube動画が流れてきた。トランプ大統領の…
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民主党上院議員が頭を床に押さえつけられ手錠をかけられる
イスラエルとイランの緊張状態が続いておりアメリカ合衆国もこれに巻き込まれる可能性が高まってきた。国内では対ICE抗議運動が続いており政治的内戦といった様相を呈している。共和党と民主党の争いと矮小化する…
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イランとイスラエルの間で新しい戦争が始まる
イスラエルとイランの間に起きた「緊張」について、主に昨日時点のニュースをまとめた。イランの攻撃は限定的でアメリカは関与を否定しているとの内容だ。 しかし内容をまとめているうちに新しい情報がXのタイムラ…
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【ABCニュース】イスラエルがイランを攻撃 アメリカは関係ないとトランプ大統領が強く主張
トランプ大統領は対ICE攻撃をエスカレートさせ国内で「管理できる戦い」を作ろうとしている。抗議に訪れた民主党の上院議員は顔を床に押し付けられ手錠をかけられた。 そんななか、イスラエルから突然の通告があ…
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中東からアメリカ政府要員が一時撤退 新しい危機の予兆
日本は対米関税交渉で頭が一杯のようだが、アメリカ合衆国では盛んにICE関連の報道が出ている。その裏で新しい危機が起きつつあるようだ。これを書き始めた時点では「注目が集まっていない」と書いたが数時間のう…
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憲法秩序の書き換え トランプ大統領が目指すもの
このところ対ICE抗議運動の鎮圧が大きなニュースになっているがトランプ政権の目指すものがかなり明確になってきた。それが憲法秩序の書き換えである。一部の有権者はこれを強力に支持しており構造的に第二次世界…
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トランプ大統領の「鎮圧している風」戦略
ロスアンゼルスの暴動について日本ではピリッとしない報道が続いている。Quoraでは中国で起きた出来事であれば盛んに批判されていただろうというコメントが付いた。香港の民主化運動の際には大規模な中国共産党…
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プロレスか政治内戦か ロスアンゼルス暴動が泥沼化
ICEに抗議する移民のデモが泥沼化している。ついに政治内戦状態に発展しカリフォルニア州のニューサム知事が「逮捕できると言うならとっとと逮捕してみろ」とトランプ大統領に挑戦状を叩きつける状態になっている…
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1965年以来 大統領の州兵派遣のきっかけと根拠
BBCが今回の一連の州兵派遣のきっかけについての記事を出している。州兵派遣のきっかけになった出来事が「フェイク」でありトランプ大統領の根拠が「政府の反乱」だったことがわかる。ちなみにBBCはイギリスの…
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国家的危機のはずなのにトランプ大統領はプロレス観戦
この記事は「トランプ大統領がアメリカ合衆国を守るために立ち上がった」という記事のカウンターになっている。 国家的危機のはずなのにトランプ大統領はプロレス観戦を楽しんでいる。最初から「民主党は何もしなか…