なぜ半日でバレるような嘘をつく総理大臣が生まれてしまったのか – こじれ続ける日本学術会議の問題を考える

菅総理大臣が「自分は106人のリストは見ておらず、リストは最初から99人だった」と説明したそうだ。つまり自分はリストを見ていないのだから排除ができるはずはないという説明である。ところがその説明は蓮舫議員のTweetで瞬殺されてしまった。決済書類が残っていたという。おそらくこれが次週のワイドショーでは格好のネタになり「この政権は何かおかしいのではないか?」というイメージを振りまくことになるだろう。また国会が空転する。

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なぜ菅政権は左派ポピュリズムに走るのか?

ある国に立派な国立の美術館がある。そこには立派な絵がたくさん飾られている。ある日独裁者が「ここに飾ってある絵は我々を賛美していないから気に入らない」といって一部の画家を排除する。ところが国民はそれを非難することなく「前からこんな絵はラクガキだと思っていた」と言い出し画家を攻撃する。文化が衰退するというのはこういうことである。

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日本学術会議の問題の核心はどこにあるのか

日本学術会議の任官拒否問題が炎上している。TBSは朝からこの件について扱っていたのだが内容を見て唖然とした。そのあと総理は「説明責任」を果たし「あれは行政改革の一環なのだ」と主張したそうだ。全体的にまずい方向に走り出したなと思った。日本は自民党左派ポピュリズムに支配されようとしている。

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日本学術会議の任命拒否問題

突然よくわからない問題が降ってきた。日本学術会議で推薦した会員リストのうち一部が拒否されたのだという。マスコミは理由を知りたがり、野党は反発し、拒否された人は戸惑っている。これをどう考えるのかということになる。だが、どう考えていいのかよくわからない。日本学術会議が何だかよくわからないからである。

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