もしイラクルートを辿るとプーチン大統領はおそらく処刑される

前回のエントリー、プーチン大統領が引き起こしたウクライナ戦争はエネルギー争奪戦だと考えられることがわかった。こうなると別のエネルギー争奪戦争と比較したくなる。それがイラクである。対イラク戦争は欧米の勝利で終わった。イラクでの権益が確保され一部の人たちに多大な恩恵をもたらせた。各国国民の支出した税金はこの権益確保のために惜しげも無く利用されたのである。

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おそらくここまで大変なことになるとは思っていなかった – ウクライナの大統領制の経緯と問題点

ウクライナが戦争に巻き込まれたのはウクライナのせいという言論に対して「これは日本人の間に染み付いた敗北主義の投影に過ぎない」という議論をしてきた。ではウクライナに問題がなかったのかといえばそうとも言い切れない。ウクライナの30年の経緯をまとめた。

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新しい現実を受け入れろと迫るメリトポリの市長

ある日故郷の町が外国軍に制圧される。市長が拉致され新しい市長が「新しい現実が始まった、さあ受け入れなさい」と言ってくる。ロシア支配を受け入れなさいというわけだ。そんな悪夢のようなことがウクライナの南部で起きている。

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秋と春の泥濘に支配されるロシアとウクライナの戦争

ロシアとウクライナの戦争を見ていると泥濘という言葉が出てくる。陸上を圧倒的な戦力で制圧するやり方のは不向きである。このため冬に攻めて中枢部を挿げ替えてしまい後から援軍を送り込むというやり方が取られる。雪が溶けたら軍事行動は終わりだ。

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人を怒らせる天才のバイデン大統領になぜアメリカのエスタブリッシュは期待したのか?

ロシアのウクライナ侵攻について考えるとき「もし大統領がバイデンでなくトランプだったら」と考える人は多い。バイデン大統領が外交で失敗を重ねているからである。色々なエピソードを紐解くとこの人は周りを怒らせてて問題を作り出す天才だということがわかる。

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核兵器を持った重宝独裁国家という悪夢

ロシアのプーチン大統領が粛清を始めたというニュースがあった。核兵器を持った独裁国家という悪夢が現実のものになろうとしていると感じた。さらにロシアは諜報機関が軍を引っ張るという独特の構造がある。謀略が失敗すると軍が介入するという構造があるのだ。

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おそらくプーチン大統領は戦況がわからなくなっている

ロシアの報道官が「ウクライナはアメリカの支援によってコロナウイルスの実験をしていた」と主張したそうだ。これを聞いて「プーチン大統領はかなり危険な状態で戦争を遂行しているのだろうな」と思った。

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