カテゴリー: 経済
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2月CPIの評価はまちまち これまでの金融市場の読みはいったん白紙に
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響シリコンバレーバンクの破綻をきっかけに市場が動揺している。これまでのように急激には金利は上げられないだろうとする意見がある一方でインフレ対策を先行させるべきだという意見もある。仮にインフレが収まったと…
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シグネチャーバンクの破綻は新たな金融危機を引き起こすのか
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響シリコンバレーバンク破綻の驚きが冷めやらぬ中、関係者を驚かせる新たなニュースがあった。共同プレスリリースで「シグネチャーバンクが破綻した」と伝えられたのだ。中には「新しい金融危機が起きる」などと不吉な…
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今週はシリコンバレーバンク破綻の後処理とアメリカのCPIに注目
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響先週末はFRBのポジションに対しする評価が二転三転し円相場が大きく動いた。現地時間金曜日にはシリコンバレーバンクが破綻し激震が走っている。明けて月曜日には処理の内容が発表される。さらに14日にはアメリ…
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シリコンバレーバンクの破綻と今後の影響について 金融メディアを簡単にサマリー
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響シリコンバレーバンクが破綻した。リーマンショックの時のようなシステムの失敗ではなく単独銀行の失敗と見做されている。つまりシステミックリスクはないものと考えられている。だがそれなりに大きな銀行の破綻であ…
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円が137円近辺から134円に急変動、アメリカの雇用統計を受け
円の価格がドルに対して急変動を続けている。背景にあるのは日銀の政策維持とアメリカの経済指標だ。ただここでドル円相場が落ち着いたわけではない。次の指標は消費動向になる。すでに状況が分かっている人には既知…
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アメリカFRBのタカ派政策は2024年いっぱい続くのではないか
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響アメリカの高金利政策は2024年を通じて継続する必要があるのではないかという記事をロイターで見つけた。「2023年の間違いでは?」と思ったのだが、やはり2024年と書いてある。
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植田日銀総裁の仕事はジェンガの続行かパンチボールの片づけか?
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響植田日銀総裁候補の国会での面談はまずは合格点だったようだ。日本のマスコミはどこも植田さんは思ったよりもちゃんとした人であるという論調の記事を書いている。ただ、外国の識者の視線は極めて冷たい。今回はまず…
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日経新聞の「雨宮総裁報道」敗戦総括を読む
新聞の世界で誰もとっていないネタをとってくることを特ダネと呼び自分達だけネタが取れなかったことを特オチと呼ぶ。そして特ダネのつもりのものを外すと「トバし」と呼ばれる。最近日経新聞が「雨宮総裁誕生へ」と…
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政府主導のリスキリング議論がわかりにくいのは働かない人たちの「不良債権処理」だから
カテゴリー:経済時事通信に短い記事を見つけた。40-50代の転職が伸びているというのだ。きっかけになったのは「一本釣り」型の転職サイトの登場だ。これを読んで「釣られた方の企業と取り残された社員はどうなるんだろうか?」…
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アメリカの人為的デフォルト騒ぎで1兆ドルプラチナ硬貨案が再浮上
「敵国がよろこぶ?」という非常に小さなニュースを見つけた。FOMCに議決権を持つフィラデルフィア連銀総裁のハーカー氏が「アメリカがデフォルトになったら敵国が喜ぶ」という興味深いコメントを出し記事として…
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「日銀新総裁植田和男氏は異例の外部登用」で市場は一時金融政策の修正を予想するも徐々に沈静化
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響政府が推薦する新しい日銀総裁候補が決まった。これまで同様に「日銀・財務省出身襷掛け人事」であろうという予想を覆す人選だったため市場は「黒田路線が修正されるのではないか」という観測が出たようだ。そもそも…
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自民党内の政局になった日銀総裁人事
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響遅れていた日銀総裁の人事が14日にも国会に提示されるようだと各紙が伝えている。そんな中でBloombergが少し角度の違った分析をしている。自民党の党内政局として扱っているのである。Bloomberg…
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日銀の新総裁選びは難航か。提示が2月10日から来週にずれこむ。
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響日経新聞の報道をきっかけに「日銀総裁は黒田総裁の路線を引き継ぐ雨宮氏で決まりだろう」という観測が出ている。ところがこの総裁人事の提示が来週にずれ込んだ。その後、総理大臣から「情報発信力がある国際派が良…
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「日経新聞の日銀総裁人事報道は観測気球」と岸田総理大臣が否定
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響先日、日経新聞が「日銀総裁は雨宮氏で最終調整だ」とする報道を出したが、総理周辺がそれを否定した。岸田総理大臣は「観測気球だろう」と言っている。公明党に告知が言っておらず反発を恐れた可能性もあるが、総理…
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次期日銀総裁は雨宮氏で最終調整
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響今週10日に次期日銀総裁候補の名前が国会に提示される。日経新聞が「日銀次期総裁、雨宮副総裁に打診 政府・与党が最終調整」と伝えている。事前のロイターの報道に基づくならば「当分黒田日銀の政策修正はなし」…
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128円から131円に アメリカの雇用統計に翻弄され日本円が激しく変動
円相場が激しく動いている。現在のイベントはFOMC・アメリカの雇用統計・日銀時期総裁候補の提示である。結果は「ドル円が128円から131円」なのだが、そこに至る経緯を時系列で追った。
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2023年2月のFOMCは予想通りの「利上げ継続とペース減速」。市場には安堵感も。
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響FOMCが先ほど0.25%の利上げを発表した。このまま利上げは進むがそのペースは緩やかなものになる。出口が見えてきたという安堵感が広がったようだ。ドル円相場とニューヨークの株価には変動があった。
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日銀の物価2%目標は「安倍さんに言われたから渋々やりました」と各紙が報道
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響日銀が2012年下半期の金融政策決定会合の議事録を発表した。メディアは議事録の内容よりも「アベノミクスの主犯」が誰なのかという点に関心があるようだ。日銀が勝手にやったというトーンで書くところもあれば恫…
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「アベノミクス終了」と令和臨調が静かに引導を渡す
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響電車で「今日もリモート会議で発言できなかった」という日経新聞の広告を見つけた。「日経を読めば会議に参加できるようになる」と書いている。これをみて「大人がどんな新聞の読み方をしているのか」について書けば…
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「ブラジルが中国とのFTAに意欲」で日本は何に取り残されるのか
ブラジルのルラ大統領がこのところ意欲的に経済について発言している。先日は共通通貨構想を発表していたが、今回は中国とのFTAに意欲を見せている。おそらくこの構想がすぐに実現することはないだろうが、確実に…
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黒田日銀の「現状維持」に渦巻く怨嗟(えんさ)の声
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響黒田・日銀が政策の現状維持を決めた、Bloombergなどは事前にプロの声を紹介し「おそらく政策変更はないだろう」という記事を出していたが、SNSでは「何やってくれてるんだ」という怨嗟の声が渦巻いてい…