安倍政権は緊急事態条項を通すために新型ウイルス肺炎(COVID-19)対策を遅らせたのか

本日は新型ウイルス対策が遅れた事情を考えるのだが、タイトルは例によって煽りである。煽りなのだが自民党がどのような優先順位で物事を考えているのかということはわかる。結論は例によって政権批判になっているが、この結論については意見が分かれるところであろうから無視してもらっても構わない。

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官邸主導・政治主導がもたらした「ほぼ無政府状態」

新型コロナウイルス(COVID-19)騒ぎでついに死者が出た。武漢市からの感染が一次感染だったとすると渡航歴がないということは三次以上ということになる。つまり、間に症状が顕在化しなかった二次感染者がいるのだ。政府の言う水際対策というものが実は何の意味もなかったことがわかる。それどころか武漢縛り・湖北省縛りで「対策ができてますよ」という印象操作をしていたことが却って対策を遅れさせた。法的には罪には問われないだろうが道義的には大きな責任がある。専門家も指摘するように早めに「ある程度感染が広がっている」という前提で対策を取ったほうがいいのだが、おそらくこの最大障壁になっているのは安倍首相と彼が作り出した官邸主導という悪夢のスキームであろう。

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官邸主導で日本の病院が小さな武漢になる日

官邸主導で日本が武漢になるというのは我ながら「煽り度マックス」のタイトルである。実際に書いているのは官邸主導の弊害が顕在化したという話だ。まずは「小さな武漢」の定義なのだが、誰が感染者かわからず集団で監禁されて身動きが取れなくなる状態を指している。ダイヤモンド・プリンセス号がそのような状態になっている。これが日本の病院に広がるかもしれないという懸念である。

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なぜ韓国の映画「パラサイト」がアカデミーで作品賞を取れたのか

韓国映画パラサイトがアカデミー賞の作品賞など四冠を達成した。アジア映画がアカデミー賞の主役に躍り出たことはとても喜ばしい。なぜ、パラサイトがアカデミー賞を取れたのかを考えたい。そして我々は、なぜあの作品賞が日本の映画ではなかったかということを改めて考えなければならない。

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WHO事務局長は中国を忖度しているのか

本日はWHOの事務局長は中国を忖度しているのかという問題を取り上げる。極めて微妙なテーマなのだがここから意外なことがわかる。我々はアフリカの公衆衛生という問題に極めて無頓着だ。そして発展途上国はこうした無関心に反発している。おそらくこの問題はますます大きくなるだろうと思われる。つまり国際政治は先進国主導からより「民主的な」状態にシフトしつつあるのである。そしてその「民主的」が何を意味しているのかというのが今回のテーマだ。

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老人介護が必要になった国会と北村地方創生大臣

北村地方創生大臣の答弁で国会がスタックしているという。立憲民主党のTwitterで知ったのだが「もう仕方ないのかな」と思った。高齢化した国とのいうのはこんなものだろう。だが、北村さんの年齢を見て驚いた。まだ73歳なのだ。

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トランプ大統領は現在のヒトラーなのか

トランプ大統領の一般教書演説を聞いた。気持ちよかった。これを聞いて「現在のヒトラーみたいな人がいるとしたらこういう人なんだろうなあ」と思った。一般教書演説は英語ではState of the Union Addressというそうだ。ユニオン(連邦)の現状を説明するという意味があるのだがトランプ大統領は連帯について演説していた。

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国連から環境問題に消極的と名指しされた日本

グテーレス事務総長が日本などを名指しして二酸化炭素の思い切った削減をするようにと訴えたそうだ。NHKによると名指しされた国はアメリカ、中国、インド、日本、ロシアである。グテーレスさんがヨーロッパ対非ヨーロッパという構造を作り出そうとしていることがわかる。「国連も敵を作り出さずにはいられない政治的緊迫がある」と思った。そして彼らが見ているのはヨーロッパであってそれ以外の世界ではない。

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維新のポピュリズムに見える条例改正案 – 真剣交際を判定するのは誰か

このブログでは一貫して自民党の2012年改憲草案を胡散臭いものと考えている。中でも自民党の道徳的判断が国民生活に介在するのは許せない暴挙だ。だが、自民党がいくら気の迷いで2012年憲法草案を出したからといって国家が道徳的に国民生活に介在するとどんな弊害が起こるのかというのは想像しにくい。最近、これについて類推できそうな事例を見つけた。ポピュリズムが一層進行している大阪の事例である。

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環境問題はなぜ急進化するのか

コロナウイルスによる新型肺炎が世界中に広がっている。そんななか「アジア人差別」がヨーロッパで蔓延しているという。全部のアジア人がヨーロッパでも差別されているということではないのだろうが、一部心ない声をかけられるということが増えているようである。これを見てヨーロッパで環境派がなぜ先鋭化するのかということがわかったと思った。結局は環境問題も未来派を偽装した外的排除の動きなのだ。

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