ダイエットについて真面目に考える

しばらく運動ができない時期があり67kgくらいあった体重がピーク時には84kgくらいいった。しばらく「もういいや」と思っていたのだが、写真を撮影するとあまりにもひどかったので、再びダイエットしてみることにした。
以前に食事を変えて(炭水化物を抜く)三ヶ月程度で10kgほど痩せたことがあった。炭水化物を抜いて1kmくらい歩くというのをしばらく続けたのだ。だが、今回は食事を変えたりということはできなかった。

やってみたこと

まずは体重計に乗ることから

太ってくるとそもそも体重計に乗るのが嫌になる。まずは現状の把握が重要だが、体重計に乗ろうと思うまでに数日かかったと思う。が、とりあえず乗ってみた。これまでの最高が80kgくらいだったのでそれを少しオーバーしている。ちょっと絶望する。

とりあえず最初の一歩を踏み出すことが大切

時間がないとか食事を自分でコントロールできないなど、制約がある人も多いと思うのだが、まず開始してみることが大切だと思う。とりあえず1時間くらい歩くことにした。ガラケーにある万歩計を使う。計測してみるとだいたい7000歩という値が出る。これでだいたい一ヶ月に1kgくらい減らすことができた。この状態が半年くらい続くと6kgくらい痩せることができる。
しかし、1kgくらい減っても体型にそれほどの変化は見られない。あまり成果を気にしないことにする。

内臓脂肪を減らすためにお酢を飲む

内臓脂肪を減らすという触れ込みのお酢を飲むことした。知っている人がお酢を飲んで胃を荒らしたという話を聞いていたので、りんごなどで調整されているものを買ってきた。だいたい一週間くらいで一本飲むのだが価格は近所のスーパーで265円(Amazonで買うとちょっと高い)である。体重は減っているものの、それほど劇的に変化がわかるわけではない。

もともと一番右側の穴で締めていたベルトが一番左の穴になった。半年でこれを左から3番目まで縮めたのだが、最後の1つが落ちなくなった。

よく見ると右の穴の隣に筋がついているが、無理して締めていて付いた筋だ。締められるけど、ちょっときついみたいな状態である。

どうも「内臓脂肪大作戦」はここで効果が落ちついてしまったわけだ。お酢を飲んで運動するというのに効果がないわけではないのだが、作戦を切り替えなければならない。

停滞してからやったこと

体重の減少そのものは76kg近辺で止まった。半年強で8kgくらい痩せたことになるが、まだ少し腹が出ているという状態だ。

筋トレする

ちょっと体が動くようになってきたので、筋トレを始めた。しかし、あまり張り切り過ぎると続かないことは容易に予測できるので、腕立て伏せ3回(胸の両側、上、下と部位が3つある)で10回づつ行うことにした。あと腹筋を3種類やる。普通の腹筋(足を上げることで腰を床につける)、足を上げ下げして下腹を刺激する、ひねるというものをやることにする。スクワットをやっていたが面倒なのでやめた。時間にして10分もかからないので、やっててもあまり意味がないのかなあと思う。
行ける人は時間を作ってジムに行ったほうが良いと思う。スウィッチが切り替わるのでまとまった運動ができるからだ。が、マシーントレーニングも考えものだなあと思った。とりあえず重りを動かしているだけだと「どの筋肉に効いているのか」をわざわざ考えない。

写真を撮影する

ダイエットというのはなかなか思うように効果が出ないので、写真を撮影することにした。ちょうどファッションに興味があったのでファッション投稿サイトで反応を見ながらやってみることにした。しかしやってみると、頭が大きく脚が短い。これを補正するために画角を調整する人もいるようだが、ポージングでなんとかやってみることにした。ファッション雑誌を真似てみるわけだ。

気がついたこと

世の中にあるダイエット本にはさまざまなアプローチがあるのだが、それぞれこうした要素について言及はしていても全体については書いていない。だから、あるダイエット法をやったからといって、それがすぐさま劇的な効果を生むということはないわけだ。最初はベルトの穴が減ったりして嬉しいわけだが、だんだん数字が動かなくなると「もうやめちゃおうかなあ」という気持ちになる。そこで数ヶ月でやめてしまうと「効果がなかった」ということになってしまうのだと思う。
だが、実際には8kgほど痩せている。これの効果を実感したのは4kgの荷物を背負った時だ。背中にずっしりくるわけだが、これの倍を身につけていたことになるわけで、かなり大きな負担だったことがわかる。だから、諦めずに続けることが重要だ。

体重が減ることとスタイルが改善することは実は似ているが違う

停滞を破ったのは実はあまり脂肪燃焼とは関係がない行動だった。ということである程度守備範囲を広げておくのは重要である。
写真撮影をしているうちに姿勢が気になりだした。脚が短く、頭が大きいからだ。日本人だしモデル体型でもないから仕方がないよなと思ったのだが、サイズなどを計測してみる。すると実はそれほどひどいものでもないのである。姿勢が悪いんだなあと思った。
そこで最初は脚と胸で姿勢を維持しようとした。すると腰に無理がかかったようで左腰を痛めた。痛くてしゃがめないほどである。左腰に負担をかけないようにして(というよりかけられない)姿勢を補正するためにはどうしたらいいかを考えた。
そこで上半身を持ち上げてみる。するとウエストが細くなる。さらに下腹部に力を入れて下腹部を引っ込めた。これで下腹が凹む。さらに年齢が行っても太っていない人の肩甲骨がTシャツ越しにわかることに気がついた。これを真似てみると胸をかなり反り返した感じになる。その状態で入らなかったパンツを履いてみたところすんなりと着ることができた。つまり知らず知らずの間に体が緩んでいたのである。
下腹部を出したり引っ込めたりすると腹式呼吸になるのだが、これをしばらくやるとさらに2kg弱痩せた。さらに最後の一穴が無理なく締められるようになった。
そういえばこれを利用したロングブレスというダイエットもあったなあと思った。ロングブレスダイエットは「息を吐き切る」という点に特徴があり、きつければきついほどいいという印象があったのだが、実はそれは本質ではなかったようである。下腹で呼吸するということがよくわかっていなかったのだ。そう考えると丹田呼吸という本も幾つか出ていて「いろいろつながっているんだなあ」などと思う。
体脂肪率が減ったわけではないので、排水がよくなっただけという可能性もあるが実際に体重が減ったし、ベルトも縮まった。これでいいんじゃないだろうか。

最初の行動が無駄になったわけでもなさそう

このように三段階でダイエットしてみた。最初にやっていたことが無駄になったのではと思える、しかし、第二段階以降を実行するためには、そもそもある程度内臓脂肪が減っている必要があり、なおかつ姿勢を保つための体力も必要である。体力がないにしても、少なくとも筋肉がどう動いているのかという意識を持たなければならない。つまり「無駄だなあ」と思ってやってきたことが実は効果があったということが後になってわかるのだ。
ジムで急激に体重を減らしてもやみくもにマシーンを引っ張っているだけでは「単に痩せた」だけで後には何も残らない。何をどう動かしているのかという意識付けが実は重要なようである。
例えば「お腹を引っ込めたい」と思っていても、実はお腹がどうなっているのかをよく知らない。実は腹筋は幾つかのブロックにわかれていて横にも広がっている。どこに何があるかわからないと力を入れることもできない。さらに腹部の上と下では効果的な運動すら違っている。このように筋トレはトレーニングそのものが目的なのではなく「そもそも筋肉ってどこについているの」かを確認するためにもできるわけだ。GQには次のような記述がある。

腹凹エクササイズは、腹直筋、内外腹斜筋、インナーマッスルである腹横筋をそれぞれターゲットごとに鍛えるメニュー。回数は各20回1~3セットを目標に、週2回からスタートしよう。まずは全メニューにトライを。続かない人は、各10回、週1回からでもいい。とにかく、挫折することは避けてほしい。

まとめると

  • 無理なく続けられることが重要。5分の筋トレだと特にやめる気にならない。歩くのも習慣にしてしまえば楽だ。これをライフスタイル化すると言ったりする。成果と結びつけてしまうと、
  • ダイエットにはいくつかのプロセスがある。停滞したらアプローチを変えてみるといいのだが、何をしていいのかよくわからない。しかし、体脂肪を減らすことから姿勢を正しくすることに変えてみるなどのやり方があるので、いろいろ手をつけることは重要なようだ。
  • すぐに効果がでない場合に備えて記録を取ってみる。体重計のように数字で測ってもいいが、ベルトの穴だったり、昔のスーツだったりといろいろな計測方法がある。複数の指標を持つことが重要なようだ。

知らないともったいない工芸茶の飲み方

工芸茶というお茶がある。中国茶の一種で中に花が仕込んであるというやつである。が、もったいない飲み方をしていたなあと思う。最初の1つはコーヒーを入れて持ち運ぶやつにいれて飲んだ。まあ「濃いお茶」という感じだ。中国茶なので3回以上は楽しめる。
が、ちょっと気が変わってガラスの器に入れて飲んでみた。正直、中のドライフラワーみたいなやつが見えるんでしょみたいな感じだ。なんでフタがついてるんだろうと思ったのだが、まああるんだし使ってみようと考えた。
花が開くのを待ってふたをあけると「ふわ」っとお茶の香りがしてくる。ああ、中国茶って香りを楽しむもんだったんだあと思った。最初に入れた容器はふたがついていて細長い穴からすするようになっているので香りに気がつかないのだ。
ウェブサイトを見るといろいろなことが書いてあるのだが、要するに沸騰点のお湯よりも少しさめたものを使い、じっくり蒸らして飲めみた異なことが書いてある。これ、香りを楽しむためのものだったんだなあと改めて思った。当たり前だが、香りは初回が一番高い。
知らないって恐ろしいことである。

東京都で魚の生食を禁止する条例ができるらしい

このほどの当ブログの独自取材で、東京都が魚の生食を全面禁止することがわかった。食の近代化を目指し、オリンピックにふさわしい国際都市の実現を目指す。
ことの発端は猪瀬直樹前都知事の「築地市場が人気なのはワイルドで野蛮なアジア趣味を覗き見にきている外国人が多いからだ」という趣旨のTwiterの指摘だ。猪瀬直樹さんは惜しまれつつ引退したのだが今でも根強い人気があり、その発言は重く受け止められていた。
そもそも築地市場が汚いのは、調理されていない魚を食べるというおぞましい習慣によるものである。こうした後進的なアジア性は科学的に克服される必要があるだろうという議論がTwitterを中心に巻き起こり、普段から環境問題に造詣が深い小池都知事もそうした世論を無視できなくなったようである。
さらに豊洲市場移転プロジェクトには自民党議員の利権が絡んでおり、もし豊洲移転が実現できなければ多くの議員が路頭に迷うばかりか東京湾に沈められてフグなどの餌になりかねないという事情もある。豊洲をより安全にするためには、最大の汚染源である魚を排除する必要があり、冷凍した魚を扱うのが一番安全であることは科学的に100%証明されている事実だ。魚を全て冷凍にしてパック販売すれば地下に溜まっているベンゼンなどの有害物質が付着する可能性も排除できる。このように魚の冷凍化のメリットは大きい。
この方針を徹底するために、小池都知事は都の小学生に副読本を配り「魚を生で食べるのは野蛮」と教えることを義務付ける。先進国で魚を生で食べる文化を持っている国はなく、魚は調理するのが国際的な潮流だ。と同時に電通に「魚を生で食べるのは野蛮だ」という800億円規模のキャンペーンの実行を依頼した。さらに、800人規模の「寿司Gメン」を発足させて、都に8000件以上ある日本食店を巡回する体制をとる。
日弁連は、都の新しい政策は、国民が自由に魚を料理する自由を侵害するもので憲法違反だという声明を出したが、裁判所が違憲判断を出した例は少なく議論への影響力は乏しいものと思われる。


ということで、エイプリルフールネタを書いてみました。みなさんお楽しみいただけましたでしょうか。今日も1日頑張っていきましょう!

ゲレンデの語源

ゲレンデという変な言葉がある。スキー場の中にある滑降コースのことだ。なぜゲレンデというのだろう。
もともとスキーはノルウェーで雪山を移動するための技術として発展したそうだ。ノルウェーのスキーは今でもノルディックスキーという競技名で残っている。クロスカントリーの他にジャンプ競技を含むそうだ。一方アルプス圏では山を滑降するアルペンスキーが人気だという。
日本のスキーは軍事技術としてオーストリア経由で導入された。オーストリアのテオドール・エードラー・フォン・レルヒという方が日本に持ち込んだとのことだ。もともと娯楽とみなされていたオーストリアのスキーは徐々に軍事技術としての役割が強調され、八甲田山の事故などを受けて日本でも注目された。このためドイツ語由来のスキー用語が多く残っている。ゲレンデはドイツ語でGeländeと綴るそうだ。
ドイツ語の成り立ちとしてゲレンデはゲ+ランドということで、集合的な土地という意味しかないという。英語のグラウンドと似ているなあと思ったのだが、gRandなので関係がなさそうである。英語のグラウンドには「基底」という様な意味があり、校庭のグラウンドなどのように使われる場所は「硬くて乾いている」というようなニュアンスがあるという。ゲレンデで検索をかけるとwikipediaの地形図の項目が出てきた。ドイツ語では起伏のある土地くらいの意味しかないようなので、正確にはスキーゲレンデと言わなければならないらしい。
さて、ゲレンデがドイツ語由来だということはわかったのだが、英語ではなんというのだろうか。スキー場はスキーリゾートとかスキーエリアと呼ぶようだ。Wikipediaにはスキー場にはピスト(piste)やスキー・トレイルがあると書いてある。さらに、ピストはもともとフランス語経由で英語のトレイルの意味だという。つまり、英語ではトレイルと呼び、ちょっと洒落てピストともいうのだろう。イギリスにはスキー場はそれほど多くなく、やはりアルプス圏(スイス、オーストリア、イタリア、フランス)などが本場のようだ。

試合と幸せ

昨日、甲子園で決着がつかない試合が2連続で行われた。そのニュースをみていて「試合」ってへんな漢字だなあと思った。なにを試し合うのかと思ったのだ。そこで語源を調べてみた。
行き当たったのがこのページで、もともとは和語で、為合うという漢字を充てていたそうである。由来は古く奈良時代ということだが、それ以前に文字がなかったことを考え合わせると、古くから使われていたのではないかと思われる。わりと純粋な和語なのだ。
試合の原型が武術にあることは間違いがなさそうだ。つまり今よりももっと真剣なものだったのだろう。リンク先の文章は幸せの語源を試合と同一としている。つまり、試合も幸せも、運命の流れがあり、それに合致しているかどうかということを意味していることになる。つまり、運命を受け入れるのが幸せであって、自ら希望して作り出すものではないのである。日本人が「なる」状態を好み「する」状態を嫌うということがわかる。
幸という字は手枷を意味しており、刑罰から免れることを意味するようになったという記述を見つけた。別の記述もあるので通説のようだ。すると中国人は不幸にならなかった状態を幸せだと捉えていたことになる。これも日本人が考える幸せとは違っている。どちらかというとHappyよりLuckyに近い考え方だ。Luckyの名詞形はLuckだが、これに当たる言葉は日本語にはない。運は巡り合わせの意味であり、必ずしもLuckを意味しない。
英語では試合はGameとかMatchという。二つの言葉が使われるのは日本語の試合が対戦と対戦の総体をどちらも試合と言っているからだ。Gameには競い合いやうでだめしというような意味があり、スポーツだけではなくトランプなどの遊戯から狩りまでを幅広く含んでいる。これはラテン語経由ではなく、古くからゲルマン系の言語にあった単語のようだ。ゲルマン諸語では「ease」の意味だったと説明されている。つまりレジャーに近い意味を持っていたことになる。一方、Matchはラテン語由来だそうだ。取り組みや対戦を意味していて、英語では動詞で使うと「合致している」とか「組み合わせが良い」という意味になる。この段落はここから引用した。
日本人は試合というと武道の果し合いのような真剣なものを想像するが、英語圏ではもっと気楽なものを試合だと考えていることになる。語源は意外と言葉の気分を表している。甲子園の野球大会をゲームというと怒る人もいるのではないか。
面白いことにもっとも神聖で真剣な試合と思われる相撲は、試合という言葉は使わない。一般的に使われる取り組みはmacthの訳語だと思われるが、それについて記述した文章は見つけられなかった。相撲では取り組みという言葉すら一般的ではないようで「割」というそうだ。割とは対戦表のことであって、試合そのものを意味するわけではないようだ。このことから相撲が武道経由ではないことがわかる。どちらかというと農業祭祀の色彩が強いのではないか。いずれにせよ「力士をなぜ選手と言わないのか」などということを気にする人は誰もいないようだ。

目標は設定しないほうがいいかもしれないという話

よく、新年には目標を作ったほうがいいという話がある。期限を決めて達成すべきだというのである。最近、むしろ目標は決めないほうがいいかもしれないぞと思うような体験をした。
体重が4kg減った。とはいえ数値上はまだ「軽度の肥満」という分類に当たる。ということで、どれくらい減らせば「標準」になるのかなあと計算したところ、あと数キロはやせる必要があるらしい。脂肪を1キロ減らすためには7200キロカロリーを消費すべきなのだが、一回の散歩で消費できるカロリーは400キロカロリー程度しかない。そもそも一回散歩したからといって体重がみるみる減るということはない。
たかが4キロ減ったからといって大したことはなさそうだが、1キログラムの脂肪は1リットル以上の体積があるらしい。つまり4キロ減ったということはお腹から牛乳パック4本が消えたことになる。2016年10月末に撮影した写真があるのだが、お腹がかなり出ている。二ヶ月ちょっとでこれが消えたのだ。
つまり、1日ごとの減少量は大したことはなくても、蓄積はかなりのものだということになる。ベルトの穴は2と1/2分減っているのだが(1つは5cmくらいある)急激にやせたわけではないために、日々の変化はわからない。
数値上でみるみる結果がでれば気合も入るわけだが、数値はほとんど動かないし、他人と比べて自慢できるようなものでもない。しということで目標を設定してしまうと却ってやる気が削がれそうだ。しかし、方針としては間違っていないようだし、前よりはかなり状況が改善している。ちょっと歩いて、酢とお茶を飲み、寝る前に軽い運動をするというものだ。これを習慣にしていれば少なくとも急激に状況が悪化するということはないわけで、停滞期があったとしてもやがては少しずつ状況が改善するということになる。
もちろん、目標を決めて頑張ろうというアプローチが上手くいく人もいるのだろうが、努力ではなく習慣を作って、ときどき蓄積を確認するというゆるいアプローチのほうが上手くいく人もいるのではないかと思う。
意外だなと思うのが「ひどかった時」の記憶の大切さである。太っている写真を撮影した時は心底がっかりしたのだが、その記憶がなければ「達成感」も得られないわけである。

現状だけをみて悲観しないほうが良い

9月からダイエットを始めて4kgほど痩せた。だいたい1ヶ月で1kgというスローペースだ。ダイエットに成功したよということが言いたいわけではなく、現状をみて「どうせ無理だ」などと思わないほうがいいと思うということを書きたい。
ダイエットのきっかけは写真だった。久々に写真を撮影してみて「ああ、これはひどいなあ」と思ったからなのだ。10kg以上太ってしまい、鏡も見なかったし、毎日同じズボンをはいていた。なんで写真を撮影しようと思ったのかはよく思い出せないのだが「現状を確認」するのは大切なようだ。
とはいえ「やせられる」とは思っていなかったので、最初は太っても大丈夫な服装を探そうとしていた。ということで、一番太った時点で古着屋に行き280円で2枚のズボンを買った。だが、これは良くなかった。UniqloとH&Mなのだがペラペラのズボンは体型を悪く見せるのだ。余計悲しい思いをすることになった。
ということで、ズボンをいくつか買って、同時に毎日続けられることをやることにした。

  1. 「内臓脂肪を落とす」というお酢を飲む。最近では酢が入った飲料が売られている。
  2. 脂肪を燃焼するというお茶を飲む。苦目に煮出したお茶を一リットルほど飲んだ。お茶にはカテキンが含まれており、運動時の脂肪燃焼効率が少し上がると考えられているらしいのだが、当初は水分を取れば脂肪の排出が進むだろうとだけ信じていた。
  3. 毎日一時間以上歩く。歩くときに姿勢を改善すると運動効率が上がる(らしい)。
  4. 寝る前に数セット軽い運動をする。自重でできる腹筋、スクワット、腕立て伏せのみ。筋力アップというより姿勢改善の効果が大きいものと思われる。
  5. おやつをできるだけ控えてバナナに変えた。バナナにはカリウムがあり水分の排出が促進されるという。

一応体重計にも乗ったのだが、体重の減りはそれほどでもなかった。毎日が「誤差の範囲」である。体脂肪率に至っては今に至るまで変わっていない。変化は体感的なもので、ベルトの穴が1つだけ動き、胸周りがパツパツだったジャケットが入るようになり、ギリギリに設定していたジーパンにはシャツが入るようになった。
この途中から衣服を大量に処分したことを後悔するようになった。その反動でかなり洋服を買ったのだが、これもサイズが大きくなれば着られなくなってしまう。かなり無駄なことをしたことになる。現場を見てこれが未来永劫続くのだとは思わないほうがいい。と、同時に鏡に映っている自分をみて腹を立てるのもやめたほうがいい。それは時間の無駄になる。
体型は自己イメージを規定している。過去にとらわれて現象を見ないと改善もできない。現実と自己イメージを切り離すこともできるのだが、現状を変えることはできない。かといって一足飛びに改善を目指すとかなりがっかりすることになるだろう。
変化は起こりえるが、それは目に見えないかもしれない。かといって、それは何も変わらないということではないのだ。
と同時に、毎日お茶を飲んり歩いたりするのを「努力」というのも違うのかなあと思った。それは単に生活習慣を変えたわけで、目標に向かって努力をしているというわけではない。現場を見て生活習慣を変われば、当たり前のことだが、状況は変わるのである。
 

ドミノピザ炎上

メリークリスマス! ドミノピザが炎上したらしい。とはいえピザが燃えたわけではない。
ドミノピザは1枚買ってお持ち帰りするともう一枚が無料になるというキャンペーンをやっている。ずいぶん前からコマーシャルをやっていたので、うまく機能していたと思うのだが、これがクリスマスに重なった。普段からピザを食べる習慣のあるアメリカ人と違って、日本人にとってピザというのはお祭りの食べ物なので「クリスマスを特別なものにしよう」という人々が殺到したらしいのだ。システムがパンクして「どれだけ予約が入っているかわからない」という状況になった店舗が出たという。

本部の無責任体制が問題を大きくした

ドミノピザのカスタマーセンターに問い合わせたところ、今の時点では「どれくらいの店がこのような状況になったのかを公表するつもりも、何らかの謝罪をするつもりもない」ということだ。
ネット上では「キャンセルしてかえって来ればよいではないか」という声や「別の店にすればよい」という意見もある。ドミノピザは受け取らなかったピザについて料金は取らない(クレジットカードでも)と言っているのだが、これが周知されていたかはわからない。さらに、キャンセルはお店に連絡することになっている。だが、品物を作れないほど追い込まれており、システムがパンクし状況がわからなくなった店がキャンセル電話を受け入れられるはずもない。
本部は一切責任を取らずに店に責任を取らせるという仕組みになっており(キャンセルをお店に仕切らせるというのはそういうことだ)これが問題を大きくしたのだと言える。
しかし、よく考えてみれば注文を受けたのは店ではなく、本部が提供したシステムだ。店側から注文を断れる仕組みがないとすれば、責任の大部分は本部にあると言える。問題は警察が出動して周囲の駐車違反を取締まるというところまで大きくなっており、企業の社会的責任が問われるだろう。

注文を差配するのはシステムだがパニックボタンがない

実際に予約システムを触ってみた。システムは受取時間を自動的に裁くことにになっているので、やろうと思えばお断り(時間の提案)もできたはずだ。これがうまく機能しないのは例外処理が増えるに従ってテトリスのようにたまってゆくからだろう。こうしたオーバーヘッドは通常のオペレーションでは無視できるのだが、蓄積されると標準的なオペレーションでは捌けなくなる。それが積もって誰か他の人がバックアップに回るようになると無駄な時間が増えて、ついにはダウンしてしまうのだ。
つまりシステムダウンは線形的な予測ではなく、非線形的に起こる。ところがシステムはこれを線形的にしか予想しないので、ずれが生じたものと思われる。こうした非常時対応を機械で行うためには高度なAIが必要になるが、それよりもパニックボタンをつけた方が早い。
これがないというのはシステ設計の過ちと言える。

お客さんは馬鹿正直に待ち続けた

日本人が「お得」に弱くなっている様子は。決してピザが買えないほどお金がないわけではなく、なにか得なことがないと動かなくなっているのだろう。合理的に考えると、割高なピザを買っているだけ(1枚2500円のピザを買っているわけではなく配達員の給料を払っているだけ)なのだが、自分で動いてピザが安くなると考えただけでピザ屋さんに殺到してしまうのだ。
だが、日本人は一度「ピザの頭になったら何時間でも待ち続けた」ようだ。先に確かめたように品物を受け取らなければお金を払う必要はなかったのだが、電話番号やメールアドレスを取られているし、クレジットカード番号も収めたから支払を強要されるのではという頭があったのかもしれない。「並んでいたかが買えなかったから今日はピザはなし」で済む話なのだが、「ピザのお腹」になっていてほかのことが考えられなくなっていたのかもしれない。周りが騒がしくなり冷静な思考が奪われたとしたら、もはや集団思考状態だ。

企業は炎上しないと反省しない

今回の炎上案件はまとめ記事が作られたことで広がっているわけだが、もしかしたらほんの一部の地域で起こっただけなのかもしれない。しかしテレビ局が取り上げず、従ってドミノピザも謝罪会見などを開かないので、あたかも全てのドミノピザでオペレーションが滞ったかのような印象になっている。結局「炎上」によってしか企業は動かない。これが日本で炎上事件が頻発する原因になっているのだろう。
ドミノピザはソーシャルメディアに乗ることで宣伝を加速させようという戦略をとっているようだ。過去にはイケメン投票が炎上しキャンペーンを取り下げたことがあるそうだ。最近ではトナカイにデリバリーをさせテレビのパブリシティ効果を狙ったこともある。だが、クリスマスのドミノピザ炎上はそれ以上に広がってしまう。宣伝としては効果的だが、ブランドイメージにとっては明らかに逆効果だった。

ASKAさんと藪のなか

思いついちゃったので書くのだが、抗議がきたら取り下げようと思う。お茶から覚せい剤が出るルートは3つだ。本人、警察、お茶の業者である。
仮説1;ASKAさんはまだ覚せい剤を持っている。自分の著作の宣伝をしたかったので、お茶に覚せい剤を入れて提出し、おかしなことを言って逮捕された上で「あれはお茶だった」といった。トイレにはスポイドが常備されていた。全てASKAさんの事前の筋書き通り、科捜研はお茶と尿の区別はせず、覚せい剤だけに反応した。当然、計画通りなので覚せい剤は抜いておいた。マスコミはASKAさんの動向を伝えたので出版される本の名前やこれからの音楽活動の宣伝になった。一度誤認逮捕されてしまえば、逮捕されることはなくなる。
仮説2:警察はとにかく彼を挙げるつもりでいた。そのため証拠を捏造した。しかしASKAさんは事前にそのことがわかっており、お茶をコップに入れる動画かなんかを撮影し「ほら、証拠があるよ」と言った。警察は隠蔽しているわけだから当然再検査しようなどとは言い出さなかった。普段から警察がよくやる秘密の手口だったが証拠があっては仕方がない。警察の策謀は失敗に終わった。
仮説3:実はASKAさんがよく飲んでいるお茶は中毒性を出すために薬が混ぜてあった。中毒になるとリピートしてもらいやすくなるはずだからだ。だから、お茶には覚せい剤に似た成分が含まれていた。

安倍首相から国民のみなさんへの書かれなかった手紙

本日は、国民の、皆様に、お伝えしたいことが、あります。バブル崩壊後、いろんなことを、やってきました。最終的にはお金を印刷しまくって株価を上げるということまでやりましたが、全て失敗に終わりました。特に地方の状態は悲惨です。各地にリゾート施設を作りましたが、全て失敗に終わっています。生き残っているのはディズニーランドとユニバーサルスタジオだけです。それでも製造業を生き延びさせるためには、農業を犠牲にして地方を切り捨てるしかない。そこまでして嘘までついて推し進めたTPPもトランプに台無しにされてしまいました。しかし、相手はアメリカの次期大統領です。尻尾を振るしかないじゃありませんか。
そんな今理性に頼ることはできません。理性を吹き飛ばしてお金を使ってもらう必要があります。認知力が衰えた高齢者を騙すか、カジノで興奮してもらうしかないのです。
もちろん、そんな現実に日本人が耐えられるわけはありません。中国が伸びています。シンガポールも伸びています。そして背後には台湾もいます。早晩、日本人も自分たちの惨めさに気がつくでしょう。そんな惨めな私たちが頼れるものがあります。それが日本神話です。神話によると日本は世界で一番古い国です。もっともそれに対抗した韓国は自分たちの方が古いと言っていますが……
神話によって国の長さを測っている国は日本と韓国しかありません。でもそんなことはどうでもいいのです。私がそれを真実だといえば、それが「まさに」事実なのであります。紀元前660年が神武天皇の即位したとしただとはどこにも書かれていません。でも、そんなことはどうでもいいのです。
人権とか民主主義とかそんな面倒なことは忘れてしまいましょう。博打と神話に彩られた誇らしい国で、夢だけをみて生きて行きましょう。それがまさに未来思考なのであります。