全銀ネットについて「COBOLとメインフレームはもう限界だろう」というようなことを書いた。
今回全銀ネットのエラーの内容がわかったのだが実はそんな難しい問題ではなかったようだ。32ビットOSを64ビットOSに移行するにあたってプログラムを書き直したら「容量不足」が起きてプログラムが止まってしまったようだ。要するにWindowsXPで動いていたものをWindows11に変えたらメモリが足りなくてアプリが止まりましたという程度の話だったようだ。実際にはアプリが止まった訳ではなく中の大切なデータがぐちゃぐちゃになったそうだ。
ちなみに作業を手がけているのはNTTデータだった。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」でおそらくたいして注目されるような話でもないと思うのだが、前回の情報には不確かな点も多かったので最新の情報にアップデートしておきたい。
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