FBIが「新型コロナウイルスはやはり中国の研究所から流出したものだった」と主張している。今頃なんの狙いがあってそんな発表をしたのだろうか?と違和感を持ったのだが、FBI長官の経歴を調べて「なるほど」と感じた。
“FBI長官が「新型コロナウイルスはやはり中国の研究所が流出させたんだろう」と主張。その狙いについて考える。” の続きを読む緩やかな内部崩壊過程に入った中国と日本はいかに付き合うべきか
日曜日に櫻井よしこ氏が橋下徹氏に対して「あなたはGHQの作った憲法にどっぷり浸かっている」と主張して失笑を買う出来事があった。ただ今回の気球騒ぎを見るとやはり「有事」であることは間違いないようだ。中国の体制は奇妙な崩壊を見せている。時事通信が記事を書いている。
“緩やかな内部崩壊過程に入った中国と日本はいかに付き合うべきか” の続きを読む北朝鮮からICBM級のミサイルが発射される。日本はこの先どうしてゆくべきなのか。
夕方のニュースを見ていたら「北朝鮮からまたまた何かが飛んできた」と速報が入っていた。ああまたかと思い気にしなかった。だが、今回はEEZ内に落下したようだ。北海道を中心に懸念が広がっている。
そもそもどうしてこうなったのかやこれからどうするべきなのかを考えた。まずはいったん最初から議論をやり直してみるべきだと思う。概念論ではなく具体的な話を聞くべきだ。
“北朝鮮からICBM級のミサイルが発射される。日本はこの先どうしてゆくべきなのか。” の続きを読む予算委員会の「石破茂防衛大演説会」はなぜマスコミを戸惑わせたのか
当初のシナリオは「子育てに優しい岸田政権」というイメージの定着だったのだろう。だが、その思惑は外れ通常国会の焦点はなぜか安倍政権時代の総括になっている。安倍政権時代の総括を岸田総理がさせられるというのはなんとも理不尽である。そんな中、各媒体が石破茂氏の大演説について触れている。「何が語られたのか」というより「どう伝えられたのか」が気になり調べてみた。各社とも随分戸惑っているようだ。
なぜ戸惑っているのかを考えてみた。
“予算委員会の「石破茂防衛大演説会」はなぜマスコミを戸惑わせたのか” の続きを読む「中国のスパイ気球が撃ち落とせるのか?」は実は憲法議論も絡んだ割とややこしい話だった
米中気球合戦は異星人の襲来説まで出て大騒ぎになっている。流し見していたワイドショー「ひるおび」でも扱われていたが、自衛隊に詳しい専門家が「日本では憲法上の制約があって気球は落とせない」と主張していた。これを何気なくQuoraで書いたところ「いやそんなことはない」と反論があった。あの丸っこくて憎いふわふわしたヤツを落とせるのか落とせないのかは実は意外とややこしい問題のようだ。
整理してみた。
“「中国のスパイ気球が撃ち落とせるのか?」は実は憲法議論も絡んだ割とややこしい話だった” の続きを読むアメリカは異星人に気球で狙われていると本気で信じる人たち
日本のメディアでも米中気球合戦の話題は広く取り上げられている。当事国のアメリカはさぞかし揺れているのだろうと考える人も多いかもしれない。だが実際にはそれほどの脅威とは捉えられていないようだ。ABCのYouTubeをみたが出演者たちがニヤニヤと気球について話している。ただ話の内容がどうも何かおかしい。「地球外生命体」がどうなどと言っているようなのだ。英語が苦手なせいで聴き間違えたのだろうとその時は思った。だがそうではなかった。
“アメリカは異星人に気球で狙われていると本気で信じる人たち” の続きを読む中国人が「沖縄に島を買った」と自慢したら、中国SNSで「領土が増えた」と大バズり
共同通信が中国女性「沖縄の無人島を購入」 SNS投稿に注目集まるという小さな記事を出している。見出しが地味なこともありおそらくあまり日本で大きく話題になることはないだろうが現在の中国人がどのような政府報道に晒されているのかがよくわかる。会社で無人島を買うことが無邪気に「領土獲得」とみなされてしまうのだ。
“中国人が「沖縄に島を買った」と自慢したら、中国SNSで「領土が増えた」と大バズり” の続きを読む「公明党が中国に配慮しすぎた結果、国家安全保障戦略が骨抜き」論
共同通信が安全保障について日本政府が国民の「決意」を求めるという記事を出している。共同通信としては一方的な「決意」の要求が国民の反発を招くはずだと読んでいるのだろう。だが世論はそれとは真逆の方向に進みつつあるように思える。デイリー新潮が「公明党の常軌を逸した「中国へのすり寄り」 「安保3文書」協議では自民案を丸のみ」という記事を出している。つまり政府案は期待通りではなくそれは公明党のせいだと言っている。それが常軌を逸していると言っているのだ。
“「公明党が中国に配慮しすぎた結果、国家安全保障戦略が骨抜き」論” の続きを読む「講演会で必要だから」で特定秘密を聞き出した元海将は実質お咎めなしの可能性
海上自衛隊で初の特定機密の流出が確認された。共同通信が頑張って追っているようだが他のメディアの反応は薄い。自衛隊側も年末ならワイドショーなどがなく扱いが軽く済むことを狙ったのかもしれない。情報を出した側は立件される可能性があるそうだが、受け取った側は退職金の自主返納を求められるくらいですみそうなのだという。
なお共同通信は元海将と書いているがメディアの中には在職中の地位をぼかしているところが多い。
“「講演会で必要だから」で特定秘密を聞き出した元海将は実質お咎めなしの可能性” の続きを読む自衛隊で元海将が発端と見られる特定機密の流出。外国の関与など詳細は不明。
自衛隊で「特定機密」が初の漏洩というニュースが飛び込んできた。あまり話題にはなっていないのだが、実は「元海将」の依頼が発端になっているのだという報道もある。防衛増税を目指す岸田政権にとっては新しい火種になりそうだが、今のところ政府要人が記者会見をしたという報道はない。
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