「アベノミクス終了」と令和臨調が静かに引導を渡す

電車で「今日もリモート会議で発言できなかった」という日経新聞の広告を見つけた。「日経を読めば会議に参加できるようになる」と書いている。これをみて「大人がどんな新聞の読み方をしているのか」について書けばニーズはあるかもしれないと感じた。

ロイターが令和臨調の提言について書いている。「物価2%は長期目標に、令和臨調が政府日銀共同声明の見直し提言」というタイトルだ。おそらくタイトルだけを見ると読み飛ばしてしまう人が多いだろう。

“「アベノミクス終了」と令和臨調が静かに引導を渡す” の続きを読む

黒田日銀の「現状維持」に渦巻く怨嗟(えんさ)の声

黒田・日銀が政策の現状維持を決めた、Bloombergなどは事前にプロの声を紹介し「おそらく政策変更はないだろう」という記事を出していたが、SNSでは「何やってくれてるんだ」という怨嗟の声が渦巻いていたようだ。中には「一部マスコミが出した財務省の点検という記事は間違っていた」などという人たちもいるようだ。つまり巷には「政策変更があるのではないか」という観測が出回っていたことになる。

一体何が起きたのか。

“黒田日銀の「現状維持」に渦巻く怨嗟(えんさ)の声” の続きを読む

日銀が開けてしまった「パンドラの箱」とは?

今日のエントリーは単純に「パンドラの箱とは何か」を考察する記事であり18日に政策変更があるかないかを分析したものではない。ちなみにBloombergは「おそらく政策変更はないだろうが全く否定もできないので困ったものだ」というような予測を出している。

“日銀が開けてしまった「パンドラの箱」とは?” の続きを読む

8割の銀行株最高値と金融庁の地銀20行点検報道

銀行株が軒並み高騰しているそうだ。具体的な動きが始まったことでいよいよ政策変更が近いのではないかと期待する人たちもいるようである。一方で金融庁が地銀20行の保有資産の点検を始めたと短く伝えられている。日銀の政策変更の影響がどの程度のものになるのかを金融庁が精査し始めたのだろう。共同通信は「含み損拡大懸念」と書いておりこれは悪い予感がする。格差が広がると「明るい方」と「暗い方」のどちらを意識するかによって状況が全く違って見える。

“8割の銀行株最高値と金融庁の地銀20行点検報道” の続きを読む

黒田日銀の金融緩和政策に修正観測。為替はやや円高に触れるが市場は来週の日銀政策決定会合を見極め。

先日のアメリカの12月のCPI発表を受けて円高が進んでいる。FRBの政策変更意向だけが原因とは考えられないため「日銀が金融政策を変更するのではないか」という観測が広がっているようだ。だが確定情報ではなく「来週の会合を見極めたい」とする人が多い。次のイベントは1月17〜18日になる。

“黒田日銀の金融緩和政策に修正観測。為替はやや円高に触れるが市場は来週の日銀政策決定会合を見極め。” の続きを読む

「次の日銀総裁はもしかすると女性なのでは?」報道

なぜかデイリー新潮が「次の日銀総裁は女性になる可能性がある」と報道している。岸田総理が日銀人事に関心を示しているのだという。「岸田さんはこれまで関心がなかったのか」と思った。さらに「まだ決まっていないのか」とも思った。記事を詳しく読んでゆこう。

“「次の日銀総裁はもしかすると女性なのでは?」報道” の続きを読む

共同通信が日銀黒田総裁「慢心」の萌芽を発掘

年末になり2022年を締めくくる記事が出てくる季節になった。共同通信が「デフレ脱却「日銀に責任」 黒田氏、旧体制を痛烈批判」という記事を出している。2007年に財務省が黒田氏を調査している。なぜ今共同通信がこんな資料を出してきたのかと感じた。だが、この短い記事を読むと黒田総裁の強い自負心と「慢心」の萌芽がすでに見られる。

“共同通信が日銀黒田総裁「慢心」の萌芽を発掘” の続きを読む

政府・日銀は政策変更を否定するが、金融市場は正しく「日銀の事実上の利上げ」と判断

火曜日の午後は大騒ぎだった。日銀が突然「事実上の利上げ」を決めたと報道されたからである。日銀の金利維持政策も限界だったのだなと感じた。これを受けて政府・日銀は「あれは利上げでも政策判断でもない」という声明を出したが市場は「正しく」反応し為替は円高方向にふれた。安倍派重鎮の中には「アベノミクスは継続される」と主張している人もいるが「住宅金利が上がるのでは?」というエコノミストの声を伝えるテレビ局もある。それぞれの思惑でそれぞれの方向に走り出した感がある。アベノミクスがまだ継続していると信じたい人もいるだろうが一つの時代が終わったという気がする。トリクルダウンはなかったのだ。

“政府・日銀は政策変更を否定するが、金融市場は正しく「日銀の事実上の利上げ」と判断” の続きを読む

FOMCは0.75%で決着。直後に円の急騰もすぐに「鎮火」されてしまう。

FOMCでは「出口」に対する見通しは示されなかった模様

FOMC会合が行われ0.75%の利上げで決着した。通常であればかなりの利上げになるのだが、4会合連続なので特に驚きはなくなっている。事前には1%行くのではないかという観測も出ていたことから「予想通りに終わった」ということなのだろう。

“FOMCは0.75%で決着。直後に円の急騰もすぐに「鎮火」されてしまう。” の続きを読む