ニューヨーク株価は9月も「一時1200ドル下落祭り」に

共同通信の配信リストを見て驚いた。「ああまた今月もこうなったのか」という感想を持った人も多いのではないか。この記事を一旦配信した時には「900ドル超安」だったのでタイトルは900ドル超としたのだが、結果的には「一時1200ドル下落」となった。

この間も自由落下的な動きを見せていたが、最終的には「NY株、一時1200ドル安 米利上げ継続で景気懸念」という記事が出た。CPIが発表された直後からの急展開ぶりがよくわかる。

説明はいらないと思うのだが、時事によるとガソリンは下がったが自動車と家賃の価格が高止まりしているそうである。このCPIの発表を受けて「来週のFOMCでまた大規模な利上げが行われるのでは」という予想になったようだ。

円もまた下落した。これを書いている時点では144円になっている。

“ニューヨーク株価は9月も「一時1200ドル下落祭り」に” の続きを読む

ドル円相場が140円台に

NY外国為替市場で1ドルが140円を突破した。24年ぶりの高値だそうだ。ジャクソンホールは織り込み済みと報道されていたためこれほどまでに急激な変化が起こるとは思っていなかった。

またG7の財務大臣・中央銀行総裁会議でも為替に関する議論は出なかったようだ。おそらく日本政府は何もしないだろうということもわかるためあとはアメリカの経済指標をにらみながら成り行きで様子を見るしかないという情勢だ。雇用統計では失業率が若干上がっているようだがFRBの判断を修正するほどのインパクトはないとみなされたようである。

一方で日本経済はコロナからの回復過程にある。24年前とは様子が違っており必ずしも過度に悲観的になる必要はないのかもしれない。

“ドル円相場が140円台に” の続きを読む

今年のパウエル議長はジャクソンホールから金融市場の楽観論を強く戒めた

パウエル議長のジャクソンホール講演が終わった。大方の予想通りエコノミストの要求に沿った形となった。インフレ抑制策は「痛みを伴ってでも続ける」と宣言したのだ。金融市場にあった楽観論を強く否定した形だ。ただ、すでにこのトーンは予測されており市場には大きな動揺はなかった。とはいえ株式市場は一喜一憂しておりニューヨークの株価は「急反落」したそうだ。

“今年のパウエル議長はジャクソンホールから金融市場の楽観論を強く戒めた” の続きを読む

ジャクソンホール会議が近づく中、加熱するサマーズ対FRBのハードランディング論争

例のあのジャクソンホール会議からもう1年になる。パウエル議長はインフレを過小評価しその後金融市場やエコノミストから批判されることになった。アメリカ合衆国は今でも加熱する経済を冷却するために金融引き締め策が継続しているが、エコノミストたちの関心は次に移っている。後手に回ったインフレを収束させるためにハードランディングが不可避かそうでないかという議論だ。FRBはソフトランディングは可能だと主張するがエコノミストたちはそれを信じていない。パウエル議長が今年の講演でどのようなメッセージを出すのかに注目が集まっている。講演は8月26日に行われる。日本のメディアはジャクソンホール会議の重要性を解説する一方で発言に一喜一憂しないように呼びかけている。

“ジャクソンホール会議が近づく中、加熱するサマーズ対FRBのハードランディング論争” の続きを読む

一転してFOMCの75bp利上げ観測・理由はアメリカの雇用統計

このところアメリカのインフレ予想は落ち着いていた。このため75bpという急激な利上げはないものと予想され、ドル円も一時130円まで円が戻していた。ところが雇用統計が好調だという観測が出ると一気に状況が変わった。10日の消費者物価指数(CPI)まで待たなければいけないがという但し書きはあるが「75bpの利上げも」という空気が生まれている。

“一転してFOMCの75bp利上げ観測・理由はアメリカの雇用統計” の続きを読む